1. BOOK

“わたしはシックなハンガーでありたい”

トレーニングとCHANEL

5年の間、わたしは細々とトレーニングを続けています。
優先順位は高く、その週でアフターヌーンティーかトレーニングかどちらかにだけ行けるとしたならば、トレーニングを選びます。

その理由は、CHANELの黒のツイードジャケットをおばあちゃんになっても着ていたい。その想い一点です。

「減量しようとする人にとって、モードほど健康なモチベーションはない」とカール・ラガーフェルドも言っているように、私のモチベーションはモードです。

モードとは

モードって何でしょう。

「モード」という言葉は、フランス語の「mode」に由来し、英語の「fashion(ファッション)」とほぼ同じ意味で使われます。ですので、私のモチベーションはファッションですと言い換えることもできますね。

ただし、日本では「モード」は特に以下のようなニュアンスを含む場合が多いです。


  • 単なる流行や実用性を超え、デザインやアイデアを通じて新しい価値観や美意識を提示するもの
  • 時代の空気感や社会的テーマを反映しながらも、一歩先を行く独自性を持っている
  • 個性や自己表現、時に挑戦的な要素を取り入れ、着る人だけでなく見る人にも影響を与えるファッション

もう少し親しみやすい言葉で説明しているのを見つけました。

“モード”とは“時代の半歩先をキャッチし、新しい価値観を通じて誰かを今より少しハッピーにするファッション”

引用:WWDジャパン

モードの力

「モード」には単なるトレンド追随ではなく、デザイナーの思想や美学、時代への問いかけが込められており、人々の「今」を動かす力があります。まさに未来に向けて私の今を動かしているので、「モード」の力はとてつもなく大きいです。

“私はシックなハンガーでありたい”

トレーニングを続けていると筋肉のボリュームが出て、ジャストサイズで手に入れたジャケットの腕周りがきつくなってしまうのではないか、という不安もありました。

ゆっくりではあるけれど、ボディラインの変化として筋肉の線が見えるようになったときに嬉しさ反面、その不安が現実になってしまうのではと頭をよぎったのです。
しかしトレーナーに言わせると、筋肉量が増え、脂肪が減り引き締まることでむしろ腕を通しやすくなると。

服を着ているときにこそどう見えるか自問自答した方が良いとカール・ラガーフェルドは言うけれど、その通りだったと思うのでした。

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